親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要
賑々しく修行いたしました

 去る、10月2日に北豊教区、3日に本願寺鎮西別院の親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要を修行いたしました。
 法要はこのたびの慶讃法要のために制定されました「新制 御本典作法」でお勤めし、両日で1,000名を超える方々とともに、50年に一度の法要を賑々しくお迎えすることができました。
 また、2日には田中信勝師(佐賀県)、3日には天岸浄圓師(大阪府)にご法話をいただきました。

 

 両日、記念行事として狂言和泉流二十世宗家和泉元彌氏、女性初狂言師和泉淳子氏、十世三宅藤九郎氏に狂言を披露していただきました。
 上演前には和泉氏より狂言についての解説があり、より興味深く狂言を楽しむことができ、本堂には和泉流の皆さまの演技に引き込まれた参拝者の笑い声が響き渡りました。

 このたびの慶讃法要では、新型コロナウイルス感染症の影響でお斎を準備することができませんでした。そのため参拝いただいた方々の昼食として、近隣のお店にパン、コーヒー、ソフトクリーム等の出店をお願いしました。
 この出店には別院に隣接する敬愛高等学校3年生の生徒の皆さまに、課外授業の一環として販売にご協力いただきました。

 たくさんの方々のご協力のお蔭で無事、節目のご法要をお勤めすることができました。ご協力いただきました皆さまに心より感謝申しあげます。
 また、来年3月からは京都ご本山で親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要がお勤まりになります。皆さま、ぜひご本山へ参拝いたしましょう。